仲裁。

甥っ子と甥っ子が喧嘩します。

1年生と、3年生。

うちで言うところの、長男次男が数年前に通った道です。

ある日の夕方。

「お母さん!ちょっと来て!AとRが本気の喧嘩しとる!」

うちの三男が呼びに来ました。

まぁ、いつもの事だそうで。

まぁ、兄弟げんかは自由にやらせとけ。という事になってるので(うちのルールです(笑))

基本、ほっときます。

ですが、この時なぜか、三男がなかなか必死に呼びに来たので、彼の意思を尊重するべく、

よっこらしょ。と腰を上げました。

あたしが現場に着くと、双方まだ熱冷めやらぬ顔で、泣くやらわめくやら大騒ぎです。

まだやってやろうかと、親の静止を振り払おうとします。

が。

あたし登場。「ハロー。どうした?」

で、一同、ピタッ。なぜか凍りつきます。

ちょっとへこむくらい、子供たちの表情が一変します(笑)

何故か、あたしは恐れられているらしく。子供たちが暴れると、

「悦ちゃんよぶよ!」で静まるらしい。。。なんでやねん(笑)

とにかく双方落ち着かせてから話を聞きます。

「嫌な思いいっぱいしたんか。そっか。それはイヤやったな。」

かわいそうに、双方、嫌な気持ちでいっぱい。小さな心が今にも張り裂けそうです。

お互い、喧嘩したくて、喧嘩になるんじゃない。

気ぃよう遊んでても、なんか知らん、喧嘩になる。

ほんのちょっと、思いやりとか、優しさとか、相手の事を思う事が出来れば、

喧嘩にはなりません。でもそこは1年、3年。まだ難しいです。

我が子は中3。もう弟とも喧嘩にはなりません。

ある程度は喧嘩して、傷ついて、傷つけて、ちょっと血が出るくらいの怪我もして、

どこまでが許容範囲かを体感するのも大切や。とあたしは思います。

痛みを体験しないで、人の痛みや気持ちなんてわかりません。

身内でどんどん喧嘩して(身内限定やで!!)

そのうち、人一倍、人のことを想える人間になってほしいなと。

傷を知れば、癒し方もわかるようになる。自分のも、人のも。

男6人。喧嘩上等。愛ある喧嘩を是非どうぞ。

あかんか?(笑)