靴下をはく。

すごく天気のいい日。朝。

レースカーテンを通り抜けた、柔らかい日差しが

リビングをやんわりと照らします。

ソファーの後ろから光が入るので、

ちょっと明るさの落ちた光がカーペットに届きます。

その端の方で、旦那が靴下をはきます。

その景色。

あたしの未来≪希望≫図。ここに在り。

しばらく棒立ちでボーっと眺めていました。ふと気付くと、

旦那が不思議そうにあたしを見ていました(笑)ですよね(笑)

一日中。いや、何なら今でも思い出す、その景色。

「あたしはこの人と結婚したんだな。。。」と思う景色。

この見落としそうな程、小さい事に、

「これですか、幸せってのは」

と、思ったある朝です。